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1．健康保険は、被保険者の病気、けが、死亡、出産に関する保険給付（労災適用分を含む）と、その扶養家族に対して保険給付を行います。

2．健康保険には、主に中小企業の勤労者が加入している「全国健康保険協会管掌健康保険（協会けんぽ）」と、従業員規模等の一定の条件を満たす企業がその従業員とともに健康保険組合をつくり、全国健康保険協会に代わって独自の立場で健康保険の事業を運営する「組合管掌健康保険」があります。

3．国民健康保険は、健康保険、船員保険、共済組合などに加入している勤労者（被扶養者を含む）、および後期高齢者医療制度の対象者以外の人、すなわち75歳未満の自営業、自由業の人とその家族などを被保険者としています。

4．高齢者医療制度は、65歳以上75歳未満の前期高齢者と、原則75歳以上の後期高齢者に区分されています。後期高齢者の医療費の負担額はその費用の1割（現役並み所得者は3割）です。