勉強のポイント1 生命保険料控除
生険保険料控除について
生保専門課程では、かなりの頻度で生命保険料控除について出題されています。
ここでは、生命保険料控除についておさえておくべきポイントを覚えましょう
スポンサーリンク
生命保険料控除のポイントは以下の通りです。
<生命保険料控除のポイント>
①所得税か住民税かで、控除額が異なる。
②一般の生命保険料・個人年金保険料・介護医療保険料それぞれ計算を行う。
細かい数字をいくつか覚える必要がありますが、問題を読む際は、必ず上記の2つのポイントに注意しないと、何を聞かれているかがわからずに間違ってしまうおそれがあります。
なお、生命保険料控除の数字については下記の通りです。特に、赤字部分は出題頻度が高いので必ず覚えるようにしてください。
<所得税の生命保険料控除>
年間正味払込保険料 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 全額 |
20,000円超〜40,000円以下 | 正味払込保険料×1/2 + 10,000円 |
40,000円超〜80,000円以下 | 正味払込保険料×1/4 + 20,000円 |
80,000円超 | 40,000円 |
控除される金額は、一般の生命保険料、個人年金保険料、介護医療保険料の3つをそれぞれ計算して合算することで、合計で最高120,000円となります。
※所得税は、表のすべて覚えておくのが望ましいです。どの数字も、2倍で増えていくことを意識すれば、覚えやすいはずです。
<住民税の生命保険料控除>
年間正味払込保険料 | 控除額 |
---|---|
12,000円以下 | 全額 |
12,000円超〜32,000円以下 | 正味払込保険料×1/2 + 6,000円 |
32,000円超〜56,000円以下 | 正味払込保険料×1/4 + 14,000円 |
56,000円超 | 28,000円 |
控除される金額は、一般の生命保険料、個人年金保険料、介護医療保険料の3つをそれぞれ計算して合算すること求めます。ただし、最高で70,000円までとなります。
※住民税は、まず赤字部分を確実に覚え、余裕があれば、表をすべて覚えてください。また、最高限度が70,000円ということは、28,000円を3倍した数字と異なるためか、出題頻度が高いので、必ず覚えておきましょう。
スポンサーリンク