勉強のポイント2 遺族生活資金・老後生活資金
遺族生活資金・老後生活資金について
生保専門課程では、かなりの頻度で遺族生活資金・老後生活資金を計算する問題が出題されています。
計算方法はほぼパターン化しているので、ここでは、ポイントや計算の流れを覚えましょう
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遺族生活資金と老後生活資金の計算の流れとポイントは以下の通りです。
<遺族生活資金の計算の流れ>
①夫が死亡した場合の家族の生活資金は、月間生活費×12×末子が卒業するまでの年数
②末子が独立後の妻の生活資金は、月間生活費×12×末子が独立時の妻の余命
<遺族生活資金のポイント>
①夫死亡時の月間の生活費の割合や末子の年齢、独立時の年齢といった問題文に記載されている数字を間違えない
②妻の生活資金は、末子独立時の妻の年齢をまずは求め、その年齢に対応する女性の余命年数をしっかりと表から選ぶ
<老後生活資金の計算の流れ>
①夫が定年退職した場合の夫婦の老後生活資金は、夫(または妻)が死亡するまでの間の生活資金を求めるので、月間生活費×12×夫(または妻)の余命
②夫が定年退職時の平均余命で死亡した場合の妻の老後生活資金は、月間生活費×12×夫死亡時の妻の余命
<老後生活資金のポイント>
①夫死亡時の月間の生活費の割合や夫や妻の年齢、定年退職時の年齢といった問題文に記載されている数字を間違えない
②夫の定年退職時の年齢に対応する男性の余命年数、夫が死亡時の妻の年齢に対応する女性の余命年数をしっかりと表から選ぶ
遺族生活資金と老後生活資金の計算は、問題文に記載されている数字を使ってかけ算、足し算をするだけで求めることができるサービス問題です。
初めのうちは、どの余命を使うかなど迷うこともありますが、問題を繰り返して解き、しっかり慣れておくと、簡単に得点源にすることができます。
<出題例>スポンサーリンク