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1．契約の選択とは、健全な被保険者集団をつくるために、保険会社が契約希望者を選別し、契約の諾否、保険料率、保険金額、保険種類などの契約条件を決めることです。

2．契約の失効や解約は、一般に危険度の低い契約に多くみられます。失効や解約が多くなると残った被保険者集団の危険が増大し、保険制度の健全な運営に支障をきたしますから、契約の継続性を高く保つことが必要です。

3．私たち取扱者は、被保険者の顔色や身体の状況などをよく観察したり、被保険者の現在の職業や仕事の内容を具体的に詳しく聞いて、ありのままを保険会社へ報告しなければなりません。ただし、申込経路や保険金受取人が第三者であるかということは、被保険者の危険度とは関係が無いため確認する必要はありません。

4．特別条件付契約とは、一定の危険の範囲を超えているが、その危険の性格や度合いに応じて、「保険料の割増」や「保険金の削減」、「特定の疾病や部位の不担保」などの特別条件をつけて引き受ける契約のことをいいます。